安彦良和が日本アカデミー賞の協会特別賞を受賞、映画制作の現場を支えた栄誉として

安彦良和が、第44回日本アカデミー賞の協会特別賞を受賞した。

協会特別賞とは、映画制作の現場を支える職能に従事する人たちの栄誉を讃えるもの。安彦は1970年に虫プロダクションの養成所に入社してアニメーターとなり、1973年からはフリーで活動した。キャラクターデザイン・作画監督を担当したTVアニメ「機動戦士ガンダム」は映画化もされ、社会現象ともいえるブームに。「クラッシャージョウ」「アリオン」「ヴイナス戦記」では監督と脚本を手がけた。1989年にマンガ家に転身したが、2015年から2018年にかけて上映されたOVA「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」シリーズでは総監督としてアニメの現場に復帰。なお3月19日に東京・グランドプリンスホテル新高輪では授賞式が行われる。